初めての育児では「ベビー服選び」に悩むことも多いのではないでしょうか。
私も何を着せればよいか分からず、育児本やネットを必死に見ていました…(笑)
大人が季節によって素材の異なる服を着るように、ベビー服にもさまざまな種類があります。
例えば、夏は「天竺」、春秋は「フライス」、冬は「スムース」といったものです。
これらはすべて「綿」ですが、編み方によって厚みや手触りが違ってきます。
今回は、ベビー服の代表的な種類をご紹介し、どの季節に何を着せるか分かるよう解説していきます!
出産準備中のプレママさんたちは、ベビー服の準備の参考にしてみてくださいね♪
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ベビー服で使われている素材
それでは早速ベビー服の種類と特徴を見ていきましょう!
春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
フライス | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
天竺 | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
ガーゼ | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
スムース | 〇 | × | ◎ | 〇 |
パイル | 〇 | × | ◎ | 〇 |
ニットキルト | △ | × | △ | ◎ |
フライス(通年)
木綿生地でリブ編み(ゴム編み)されたものをフライスと言います。
- 伸縮性、吸水性、肌触りのどれも優れており、1年を通して使いやすいです。
- 寒い冬は「重ね着」することであたたかく着られます。
フライスの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【フライスロンパース】
- 春秋はワンピースやオーバーオールのインナーとして活躍
- 夏は1枚で着ても可愛いです!
関連記事>>【春夏・秋】ベビー服のおすすめ素材|フライス・天竺・ガーゼの特徴と着せ方
天竺(春夏)
「てんじく」と読むこちらの素材は平編みの木綿生地です。
- ベビー服だけでなく、大人のTシャツにもよく使われています。
- 薄手で風を通しやすいため、春~夏向けの素材です。
天竺の特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【天竺ショートオール】
- 春~夏のショート丈カバーオール
- さらっとした着心地で、暑い季節のお出かけ着にぴったりです♪
その名の通り「ガーゼ」を素材にしている生地です。
- 軽くて風通しが良いため夏に最適。肌ざわりがやさしく汗をよく吸います。
- ガーゼを2枚重ねた「ダブルガーゼ」は、丈夫で長持ちするだけでなく、適度な保温性があり、1年を通じて活躍します。
ガーゼの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【ダブルガーゼの甚平】
- 風通しがよく、見た目も涼やかな甚平ロンパース
- 肌触りがやさしく汗もしっかり吸収。肌着なしで着せられます♪
フライスの生地に厚みをもたせたのがスムースです。
- 風を通さないしっかりめの生地。どちらかというと秋冬向けです。
- 手触りがなめらかで美しいため、ベビードレスによく使われています。
スムースの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【スムースの2Wayドレス】
- スムースのドレスは、見た目も着心地も◎ 赤ちゃんの退院着にぴったりです。
- 退院後もお出かけ着として長く活躍。50~70㎝サイズで、生後3~4ヵ月頃まで着られます。
関連記事>>【春・秋冬】ベビー服のおすすめ素材|スムース・パイルの特徴と着せ方
パイル(秋冬)
- 温かみがあり保温効果が高いので、秋から冬に重宝します。
- 畳んでもシワにならず、洗濯にもよく耐える丈夫な生地です。
- タオル地なので赤ちゃんが繊維に指をひっかけないよう気を付けてあげましょう。
パイルの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【さっと羽織れるパイルベスト】
- 急に冷え込む季節の変わり目にとても重宝します。
- 朝夕にさっと羽織らせ冷え防止。冬はカーディガンもおすすめです♪
関連記事>>【春・秋冬】ベビー服のおすすめ素材|スムース・パイルの特徴と着せ方
ニットキルト(冬)
- 保温性が高く「冬のあったか素材」の定番。
- 軽くて蒸れにくいため、汗っかきの赤ちゃんでも快適に着られます。
ニットキルトの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【ニットキルトの腹巻付きパジャマ】
- 室温が下がる冬の夜に。腹巻付きで、寝相が悪くてもお腹が冷えません。
- 汗の吸収や熱の発散にも優れているので、快適さを保ちやすいです。
オーガニックコットン
3年以上農薬や化学肥料を使っていない農地で栽培された綿が”オーガニックコットン”です。
- 手触りが優しく、吸湿性や保温性も高いです。
- 化学薬品が使われていないため、敏感肌の赤ちゃんにも安心して着せられます。
- 生まれたての赤ちゃんや、湿疹などの肌トラブルがある赤ちゃんにおすすめです。
オーガニックコットンの特徴 | |
肌ざわり |
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吸水性 |
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透け感 |
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伸縮性 |
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乾きやすさ |
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代表的なアイテム |
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【オーガニックコットンの肌着】
- 洗濯を繰り返してもボロボロにならず、サイズアウトまで長く使えます。
- 乳児湿疹やあせもがひどい息子に着せはじめて半年以上。安心して使い続けられる肌着です。
季節に合わせて素材を選びましょう
ベビー服の代表的な素材と、その特徴について解説しました。
赤ちゃんは平熱が高く暑がりなので、大人と同じように厚着させると汗をかいてしまうことも。
ベビー服はそんな赤ちゃんが快適に過ごせるよう、季節に応じてさまざまな素材のものが販売されています。
うまく使い分けながら、赤ちゃんとの毎日を快適に過ごしてくださいね!
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ありがとうございました!
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