赤ちゃんが寝るとき電気は消さないとだめ?
私は下記の理由から,豆電球をつけっぱなしにして寝ていました。
・真っ暗にすると赤ちゃんが泣いてしまう
・赤ちゃんの様子が気になるので明かりはつけておきたい
・電気をつけたり消したりすると刺激で赤ちゃんが起きてしまう
しかし電気をつけっぱなしで良いのか心配でもありました。
電気をつけていると睡眠の質が悪くなる?真っ暗のほうが長く寝てくれる?
結論から言うと,赤ちゃんの睡眠のためには天井の照明は消したほうが良いです。
この記事では天井の照明を消したほうが良い理由と,代わりに授乳ライトを使う方法をご紹介します。
天井の照明を消したほうがいい理由
今の環境で赤ちゃんがぐっすり眠ってくれている場合は,わざわざ変える必要はありません。夜中に何度か起きてしまう…という方は続きを読んでくださるとうれしいです。
天井の照明を消したほうが良い理由,それは光が直接目に入ることで赤ちゃんが覚醒してしまうからです。
2冊の寝かしつけ本から記載を抜粋します。
豆電球など天井についている電気は,ねんねしている赤ちゃんがパッと目を開けたときに視界に入ってしまうため,そこで赤ちゃんを覚醒させる要因になってしまいかねません(ついていてもぐっすり寝られるのであれば,そのままで構いません)。
引用元:『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』ねんねママ(和氣春花) (著) p.34
眠ると眼球の筋肉の弛緩により目を閉じても光を感じる器官がまぶたのすぐ下に位置するので、豆電球ほどの光でも眠りの質に影響を与えます。ただし,カーテンの裾から漏れる街頭の光や月明かり程度なら問題ありません。
引用元:『寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ』小林麻利子 (著) p.86
私はこのことを知って電気を消すようになりました。
劇的な変化があったわけではありませんが,その頃から謎の寝ぐずりが少なくなってきたので,無関係ではなかったと思います。
大人も寝やすくなりました。夫は豆電球でもまぶしくて寝にくかったそうですが,足元のライトだけにしてからずいぶん改善されたようです。
不安要素をなくすという意味でも,電気を消してみることをおすすめします。
寝室の明かりは足元のライトで
では明かりをつけておきたい場合はどうすればよいのでしょうか?
同本〈『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』p.35〉によると,ポイントは下記のとおりです。
・直接光源が目に入らない足元(ベビーベッドの下やクッションの裏など)にライトを置く
・暖色の明かりにする
・できるだけ暗い照明にする
おすすめの方法は授乳ライトを足元に置くことです。
授乳ライトはたくさんありますので,下記を満たすものを選びましょう。
✔持ち運びしやすく好きなところに置ける
赤ちゃんがまぶしくない場所を選んで置きましょう
✔暖色系の光
暖色系の光は覚醒を防ぎます
✔明るさの調整ができる
手元だけ照らす、赤ちゃんの様子を確認する、用途はいろいろ♪
我が家ではミッフィーの授乳ライトを選びました。
次項で詳しくご紹介します。
おすすめ✨ミッフィーの授乳ライト
大人気の授乳ライト「ファーストライト ミッフィー アンド フレンズ」をご紹介します。見ためも機能も大満足で,本当に買ってよかったベビーグッツの1つです。
特徴1⃣ ソフトシリコンで柔らかい
素材はソフトシリコンでぷにぷにです。中性洗剤で水洗いもOKなので衛生面も◎
特徴2⃣ 片手で持ち運べるサイズ
ミッフィーのサイズは30cm。コンセントなどもついておらず,ぬいぐるみのようなので赤ちゃんのお友達にもなりそうです。ヒョイと持ってどこでも好きなところに置けますよ。
※さらに小さいサイズが良い方は,ミニサイズもあります。
特徴3⃣ やさしいオレンジ色の光(LED)
近くにあっても目がいたくならない間接照明です。LEDなので触っても熱くありません。
特徴4⃣ 明るさは6段階
寝る前の絵本タイム,夜間のおむつ替えなど場面に応じて明るさを変えられます!
いちばん明るい
寝室全体がほんのり照らされています。
豆電球より少し弱い程度の明るさです。
絵本も読むことができます。
いちばん暗い
部屋はほぼ真っ暗で,手元がギリギリ見える明るさです。
夜間のおむつ替えにおすすめです。
我が家の明るさ(2ばんめに暗い)
部屋全体が薄暗い状態です。
手探りになるほど暗くはなく赤ちゃんの顔も見えます。
我が家はこの状態でつけっぱなしにして寝ています。
明るさの調整は裏側のボタンを押すだけでOKです。
特徴5⃣ 充電式(9~24時間使用可能)
USBケーブルでの充電式で電池不要。明るさによって9~24時間使うことができます。一晩中つけっぱなしにしても大丈夫なので安心です。
購入前の注意点
とてもおすすめのミッフィーライトですが,注意点もあります。
部屋全体に照明がいきわたる
部屋は真っ暗にしたい,手元だけ照らしたい!!という方は注意です。
いちばん暗い設定を除いて部屋全体がほんのり明るくなります。
赤ちゃんの顔が確認でき、授乳もスムーズなので便利ではありますが、人によっては寝にくいと感じるかもしれません。
タイマー機能はない
自動で明かりがきれるタイマー機能はついていません。
タイマー機能が欲しい方はおすすめしません。
手元だけ照らせればOK,タイマー機能もほしい!という方はミニサイズがおすすめです。
充電がめんどくさい
レビューを見てみると、いちいち充電するのが面倒という意見も。
寝室のコンセントに充電場所を作るとよいですよ!
いちばん暗い設定だと、3日に1回くらいの充電でOKです。
赤ちゃんが起きてしまう方は,明かりを授乳ライトに変えてみる方法をぜひ試してみてくださいね。
ミッフィーの授乳ライトはこちらです。
照明を改善しても赤ちゃんが寝ないときの対策3つ
冷暖房で室温を調節する
赤ちゃんがよく寝るためには、適切な室温を保つことが大切です。
赤ちゃんの寝室の室温は20~24℃に調節しましょう(海外では16~22℃という見解が多いですが、日本ではちょっと寒い気がします)
感覚としては『大人が布団1枚かぶってちょうどよい』くらい。冷暖房は一晩中つけっぱなしにし、サーキュレーターや加湿器をうまく活用しましょう。
パジャマを変えてみる
赤ちゃんの寝るときの服装も大切なポイントです。室温に合わせて着せるものを選びましょう。
赤ちゃんの体温調節が未熟なため過剰に着せると『うつ熱』になり、乳幼児突然死症候群(SIDS)を誘発するリスクも考えられます。
『大人より薄着か同じくらい』『少なくとも大人より厚着はダメ』と覚えておきましょう。
赤ちゃんのパジャマに迷ったら、こちらのマニュアルを使ってみてください。
布団をメンテナンスする
赤ちゃんの寝具も清潔に保つことが重要です。
汗や湿気がこもりやすい寝具は、ダニやカビが繁殖しやすく、放置しているとアレルギー反応やかゆみの原因になります。
布団や毛布は定期的に洗濯し、ダニやカビの繁殖を予防しましょう。敷布団カバーやシーツもこまめに取り替えることが良いでしょう。
布団のお手入れ方法はこちらで確認できます。
上記は私が実際にやってみて重要と感じたことです。授乳ライトの活用と合わせてぜひやってみてくださいね。赤ちゃんが少しでも長く寝てくれますように!!
ありがとうございました!
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