本格的に寒くなる冬。
赤ちゃんが風邪を引かないように服装には特に気を遣う季節ですね。
でも実際は大人が思っているよりも赤ちゃんは暑がり。
あまり着せすぎると暑くなってしまい、ぐずりや風邪などのトラブルの原因にもなってしまいます。
今回の記事では、冬(12月・1月・2月・3月前半頃)の室内での適切な服装について、月齢別にご紹介していきます。
自分が悩んだからこそ、調べたり経験して分かったことを、わかりやすく発信していきます!
\ベビー服を日本製でそろえよう /
【冬のベビー服】選び方のポイントと室温の目安は?
寒い冬の時期はとにかく暖かい服を!と思いがちですが、赤ちゃんにとってはそれが暑すぎることもあります。
室温が18℃を下回らないように調整してあげれば、ヒートテックやモコモコした服は必要ありません。
冬のベビー服を選ぶポイント
- 綿100%で「ニットキルト」「接結天竺」「裏毛パイル」など保温効果が高い生地がおすすめ。フリースや裏起毛は、熱がこもりすぎるため、おすすめしません。
- 赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、厚手の服を着せると汗をたくさんかいてしまいます。寒い日は、肌着の重ね着やカーディガン・ベストなどで調節しましょう。
- 室内で靴下は履かせなくてOK!気温が低く足が冷えている場合は、レッグウォーマーを履かせて様子を見てあげましょう。
冬の室温は18~22℃に調整 |
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18~19℃ |
厚着しないと寒い 長袖2枚着れば平気 |
20~21℃ |
少しひんやりする ちょうどいい! |
22℃以上 |
十分あたたかい 少し暑いかも? |
赤ちゃんが最も過ごしやすい室温は20℃といわれています。これを目安に調節するといいでしょう。
WHO(世界保健機関)が定めているガイドラインにおいては、冬の室温は18℃以上とすることが推奨されています。
1日を通じて、室内が18℃を下回ることがないよう、暖房やヒーターであたためてあげましょう。
月齢別の冬服コーディネート例!室温18~22℃対応
ここからは月齢別に冬の服装をご紹介していきます。
冬に出産予定の方は、出産準備の参考にしてみてくださいね!
\ ベビー服の種類 /
新生児(0~2ヵ月頃)の服装
新生児~2ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(0~2ヵ月頃)
短肌着 | コンビ肌着 | カバーオール |
室温別の目安 |
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18~19℃ | 短肌着+コンビ肌着+カバーオール |
20~21℃ | コンビ肌着+カバーオール |
22℃以上 | 短肌着+コンビ肌着 |
新生児~2ヵ月頃の服装ポイント
- 大人が“暖かい”と感じる室温でも、赤ちゃんにとっては“暑い”ことがあります。時々赤ちゃんの身体を触って、肌着が汗で濡れていないか確認しましょう。
- 暖房をしっかりと効かせている時は、カバーオールを脱がせて肌着のみにしてあげると過ごしやすくなります。
- 新生児のころは、大人+1枚が目安と言われています。上記の服装に肌着を1枚プラスする、あるいはタオルブランケットをかけるなどで調整してみてください。
新生児~2ヵ月頃のおすすめコーディネート(室温20℃前後)
ふんわり綿のコンビ肌着
生後3ヵ月~9ヵ月頃の服装
3~9ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(3~9ヵ月頃)
ボディ肌着 | ロンパース |
室温別の目安 |
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18~19℃ | 長袖ボディ肌着+ロンパース |
20~21℃ | 半袖ボディ肌着+ロンパース |
22℃以上 | 半袖ボディ肌着+ロンパース(薄手・七分丈) |
3~9ヵ月頃の服装ポイント
- 股下にスナップがついたボディ肌着は、寝返りやハイハイをしても、はだけることがないのでこの時期にぴったりです。
- ずりハイを始めたら、お腹にボタンがないロンパースを着せてあげましょう
- 部屋が暖房であたたまっている日は、ロンパースの丈を短くしたり、肌着を半袖にして調節します。
3~9ヵ月頃のおすすめコーディネート(室温20℃前後)
レールメッシュのボディ肌着(半袖)
生後10ヵ月~12ヵ月頃の服装
10~12ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(10~12ヵ月頃)
長袖シャツ | トップス | ズボン・レギンス |
室温別の目安 |
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18~19℃ | 長袖シャツ+トレーナー等+ズボン |
20~21℃ | 長袖シャツ+カーディガン+ズボン |
22℃以上 | 長袖シャツ+ズボン |
10~12ヵ月頃の服装ポイント
- 常に動き回るようになり、上下別れている服のほうが着替えさせやすくなります。
- 汗をかきやすいので、この時期も「大人より1枚薄着」を心がけましょう!室温が20℃を超えている場合、暑いときに前を開けたり、脱いだりできるカーディガンがおすすめです。
- 厚手の服は、汗が冷えてかえって風邪をひきやすくなったり、肌トラブルの原因になります。裏起毛やフリースは避け、綿100%を中心にそろえましょう。
- 冷え込む朝晩は、ベストやカーディガン、レッグウォーマーなどで調節しましょう。
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10~12ヵ月頃のおすすめコーディネート(室温20℃前後)
レールメッシュのボディ肌着(長袖)
夜寝るときはスリーパーで調節を!冬のおすすめアイテム
夜寝るときは、上記でご紹介した服装に、スリーパーをプラスして冷えを防ぎます。
- 低月齢の赤ちゃんは、布団が顔にかかると窒息の危険があるため、スリーパーをお布団代わりにします。
- 寝つきを良くするためにも、室温は18℃以上がおすすめです。
スリーパーは季節に合わせて様々な種類が販売されています。
冬に活躍するスリーパーは、「6重ガーゼ」と「フリース」です。
6重ガーゼスリーパー
フリーススリーパー
上記2種類のスリーパーは、1年を通じて(夏以外)活躍するので、持っておくと便利ですよ!
0歳~3歳頃まで、長く使えます♪
夜の服装についてもっと詳しく知りたい方は、乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママさんの動画が分かりやすいので、おすすめです。
まとめ
「こんなに寒いのに汗をかいてるの!?」とびっくりしてしまうほど赤ちゃんは汗っかきです。
なかなか寝付けなくてグズっていた時、靴下や上着を一枚脱がせたらすっと寝てくれたということもあります。
機嫌が悪い時は身体が暑くなっていないかを確認してみてください。
そして必要に合わせて服装を調節してあげられるよう、薄着のものから暖か素材のものまで様々な種類の服を用意しておくと安心です。
ありがとうございました!
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