「赤ちゃんが寝てくれる」と絶賛の声が多いスワドルアップ。
しかし悪い口コミや低評価がないわけではありません。
買ったはいいものの,「効果が感じられない…」「赤ちゃんが嫌がってしまう…」
そう思って使うのをやめる方もいらっしゃいます(私も実はそうでした)。
そこでこの記事では,実際にある5つのデメリットとその対策について解説します。
事前に対策を知っていれば,安心して使えますよ!
スワドルアップ|デメリットと対策
スワドルアップの使用によって起こるかもしれないデメリットと,その対策を解説します。
デメリット❶|赤ちゃんが着るのを嫌がる
着せると赤ちゃんが嫌がって泣き止まなくなった!
暴れて苦しそうに見える…
もし着せはじめて1週間たっていないのであれば,ただ慣れていないだけの可能性が高いです。
スワドルアップの公式サイトでも下記のように書かれています。
着せた状態で何回か寝かしつけをして,赤ちゃんに慣れてもらいましょう。
慣れる様子がないようであれば,腕を動かしながら寝るほうが好みの赤ちゃんなのかもしれません。
自由に動きやすいデザインのおくるみを試してみてください。(モロー反射にもちゃんと効果ありますよ!)
\ 類似品はこちらで紹介 /
私は息子が生後1カ月のときからスワドルアップを着せています。最初は泣いて逆に寝てくれなくなったので,1回使うのをやめてしまいました。しかし何回も起きるのが大変すぎて,もう1回試したところ,2日くらいでちゃんと寝てくれるようになりました。泣いてるのに着せるのは大変ですし嫌だなと思うかもしれませんが,諦めずに慣らしてみたらその後が楽になりますよ!
デメリット❷|着せ方に迷う(温度調節が難しい)
布団をかけなくても寒くないのかな?
夏は暑そうだけど,スワドルアップを着せていいのだろうか?
正しい着せ方がよくわからない…。
スワドルアップを着せたときの室温や服装の調整を難しく感じる方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの服装の目安は本やサイトに情報がありますが,スワドルアップを着せたときはどう考えればいいのか悩んでしまいますよね。
対策①|こまめに様子を確認し,ちょうどよい服装と室温を把握する
✔ 暑いサイン
・背中がベタベタする
・肌着が濡れて冷たく感じる
・赤ちゃんが自分の体を頻繁にさわる
✔ 寒いサイン
・鼻水をたらしている
・唇の色が紫っぽくなっている
・おでこや鼻が冷たい(手足は冷たくてもOK)
対策②|目安として服装ガイドを参考にする
公式サイト(または購入した箱の裏に掲載)の表が参考になります。
最もスタンダートなオールシーズン用は1.0TOGの欄を見ればわかります。
例えば室温20℃では半そでボディースーツ+長袖ロンパース(またはカバーオール)です。
※布団やスリーパーは不要です。
私も服装にはかなり迷って色々試しました。
その結果を服装ガイドとしてまとめたので,よろしければ参考にしてください。
\ スワドルアップの服装ガイド /
デメリット❸|効果を感じにくいこともある
着せたけど普通にいつも通り起きる…寝る時間が伸びなくてがっかり。
どのくらい効果があるかは赤ちゃんによるので,効果を実感しずらい可能性はあります。
お腹がすいた等で不快になり泣くことはありますし,モロー反射を防ぐといっても全く動かないわけではないので起きることもあるでしょう。
息子の場合は生後1カ月から使いはじめたのですが,スワドルアップを着せても寝る時間が伸びたようには感じられませんでした(授乳でぴったり2時間おきに起きていました)。
しかし今いえるのは,それでも着せ続けてよかった!ということです。
地味だけど効果は発揮されていた
息子が生後2カ月になったころです。
急に音に敏感になり,今まで起きなかったリビングの生活音でビクッと目覚めるようになりました。
そのときはスワドルアップを毎日着せているわけではなかったのですが,着せた日は確実に起きることが少ないと気づいたのです。
他の方のレビューのように寝る時間が劇的に伸びたわけではないですが,効果は発揮されていたのです。
ネントレに効果があった
もうひとつ,とても嬉しい効果がありました。
息子がスワドルアップ=寝ると認識し,着せると目をつぶって寝ようとするようになったのです。
まだうまく寝れずに泣いたりはしていましたが,徐々に「今寝るんだ!」という合図が確立していきました。
生後3カ月頃には指しゃぶりをはじめ,スワドルアップを着せると指をしゃぶりながらセルフねんねするようになります。
4カ月の今はほぼ寝かしつけをしていません。
スワドルアップを着せていなければ,セルフねんね獲得は難しかったと思っています。
スワドルアップを使うネントレについてはコチラにまとめました。
\ トレーシー式EASYの実践法 /
デメリット❹|寝返りを始めると窒息のリスクが高まる
着せているときに寝返りしたらと思うと窒息が心配…!
確かにスワドルアップはうつぶせになり始めたら卒業を検討したほうが安全です。
うつぶせになった際に手足が自由に動かしにくいと窒息のリスクが高まるためです。
公式サイトでも寝返りをはじめたら片腕を出せるステージ2に移行することを推奨しています。
ただ腕を固定されているぶん,寝ている間にうつぶせになる可能性は比較的低いといえそうです。
徐々に卒業させていけば過度に心配する必要はないでしょう。
\ 事故のリスクはこちらで解説 /
デメリット❺|卒業が難しい
スワドルアップを着ないと寝なくなってしまった…!
スワドルアップを着て寝る習慣がついている赤ちゃんは,着せなくなるとしばらく寝れなくなってしまうことがあります。
他の方のブログやSNSを拝見すると,卒業に1~2週間かかり,その間は泣いて大変になることが多いようです。
一方で意外とすんなり卒業できた,という方もいらっしゃいました。
あくまで私が調べた範囲ですが,卒業の月齢が5~6カ月以上だと比較的すんなり卒業できる印象です。
考えられる理由としては,モロー反射が完全に消失すること,手足を自分の意思でコントロールできるようになり自分で気持ちのいい体勢になれること等でしょうか。
息子は生後6か月まで待ってから卒業させたので1日で慣れてくれました!
\ スワドルアップの卒業方法 /
とはいえサイズアウトしたり,寝返りが始まったりすると使えなくなるのでは?
寝返り後も使えるもの(大きいサイズがあるもの)を2つご紹介します。
① スワドルアップのステージ2。片腕を出しながら使えます。(11㎏まで)
②楽天おくるみランキング1位の着るおくるみ。(11㎏まで)
こちらは片腕をはずすタイプではありませんが,ショップに問い合わせて寝返り後も使えることを確認しています。
\ レビューはこちら /
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