連日蒸し暑さが続く夏。
外は暑いものの、室内では冷房が効きすぎていて体が冷えてしまう…なんてことも。
夏風邪やあせもなどの不調も起きやすいので、赤ちゃんが快適に過ごせるよう気を付けてあげましょう。
室内で何を着せるかも大切なポイントです。
今回の記事では、夏(6月・7月・8月・9月頃)の適切な服装について、月齢別にご紹介していきます。
自分が悩んだからこそ、調べたり経験して分かったことを、わかりやすく発信していきます!
\ 気温別の服装はこちらで紹介 /
【夏のベビー服】選び方のポイントと室温の目安は?
夏は赤ちゃんを「肌着1枚」や「Tシャツ1枚」で過ごさせるママも多いようです。他の季節より組み合わせに迷うことは少ないかもしれませんね。
夏のベビー服を選ぶポイント
- 夏のベビー服は通気性や放湿性に優れたものを選びましょう。肌着にもよく使われるさらっとした素材「ガーゼ」「天竺(てんじく)」「フライス」がおすすめです。
- クーラーが効いているお部屋では、お腹がはだけない「コンビ肌着」や「ボディ肌着」がおすすめです。
室温は24~28℃に調整 |
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24~26℃ |
涼しいな~ 快適~ |
27~28℃ |
ちょっと暑いかな 湿度が高いと危険! |
赤ちゃんが過ごしやすい夏の室温は25~26℃といわれています。
ただし、湿度が50%前後に調節できている場合です。
例えば「室温26℃・湿度70%」の場合、体感としては28℃くらいと考えたほうがよいでしょう。(10%につき1℃、体感温度が上がるイメージ)
お部屋が暑すぎると熱中症になる危険があります。温度だけでなく、湿度の上がりすぎにも注意が必要ですね。
月齢別の夏服コーディネート例!室温24~28℃対応
ここからは月齢別に夏の服装をご紹介していきます。
夏に出産予定の方は、出産準備の参考にしてみてください!
\ ベビー服の種類 /
新生児(0~2ヵ月頃)の服装
新生児~2ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(0~2ヵ月頃)
コンビ肌着 | |
室温別の目安 |
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24~26℃ | コンビ肌着 |
27~28℃ | 短肌着 |
新生児~2ヵ月頃の服装ポイント
- ねんね期の赤ちゃんは「コンビ肌着」1枚で過ごします。(冷房の風が当たらないのであれば「短肌着」でもOK。)カバーオールは、家で過ごすときは着せなくても良いでしょう。代わりに肌着は、柄や色が可愛いものを選ぶといいですよ♪
- 外出時には丈の短いカバーオール(ショートオール)がおすすめです。ただし、屋外にいる時間が長くなる場合は、肌を保護するため、薄手の長袖を着せましょう。素材は「ガーゼ」や「天竺」など、軽くてさらっとした着心地のものが最適です。
新生児~2ヵ月頃のおすすめアイテム(室温25℃前後)
\ これさえあれば困らない /
100%オーガニックコットン肌着セット
透かし編み2wayドレス
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生後3ヵ月~9ヵ月頃の服装
3~9ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(3~9ヵ月頃)
ボディスーツ | (短パン・ブルマ) |
室温別の目安 |
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24~26℃ | 半袖ボディスーツ(+短パン) |
27~28℃ | 半袖(袖なし)ボディスーツ |
3~9ヵ月頃の服装ポイント
- 寝返りをしたりハイハイを始めるこの時期は、運動することで汗をかきやすくなります。半袖のボディースーツ1枚を基本に、冷えが気になる場合はガーゼ素材の短パンやブルマを追加すると良いでしょう。
- 湿度が高く蒸し暑いときは、袖なしのタンクトップも活躍します。春秋のインナーとしても使えるので、1~2枚持っておくと便利です。
3~9ヵ月頃のおすすめアイテム(室温25℃前後)
\ 夏のお部屋着に /
レールメッシュのボディー肌着
国産ダブルガーゼ100%のブルマ
ベビー服はどこで買う?通販ショップ派はチェック!
生後10ヵ月~12ヵ月頃の服装
10~12ヵ月頃の様子
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基本の組み合わせ(10~12ヵ月頃)
半袖Tシャツ | パンツ・スカート |
室温別の目安 |
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24~26℃ | 半袖Tシャツ+パンツ |
27~28℃ | 半袖(袖なし)Tシャツ+パンツ |
10~12ヵ月頃の服装ポイント
- つかまり立ちやよちよち歩きを始めるこの時期は、かなり運動量が増えてきます。つなぎの服だと熱がこもりやすいので、セパレートに移行するのがおすすめです。
- Tシャツ1枚に、涼しい素材のパンツやスカートを合わせるのが基本になります。汗を吸収する肌着も着せたいところですが、暑がって着てくれない可能性も…。Tシャツの素材は綿100%で肌ざわりの良いものを選んでおきましょう。「ガーゼ」「フライス」「天竺」がおすすめです。
10~12ヵ月頃のおすすめアイテム(室温25℃前後)
\ 日本製コットン100% /
天竺素材のゆったりTシャツ
動ける夏のハーフパンツ
夜寝るときはスリーパーで調節を!夏のおすすめアイテム
夜はクーラーの風による寝冷えが心配になることも。上記でご紹介した服装に、薄いガーゼのスリーパーをプラスすると安心です。
- 暑い部屋で寝かせていると「うつ熱」「熱中症」などを引き起こす可能性もあります。冷房を使用して、室温や湿度が上がりすぎないよう注意しましょう。
- 寝つきを良くするためには、室温は25~26℃、湿度は60%以下がおすすめです。
夏にスリーパーは必須ではありませんが、薄いものを1枚着せると寝冷えの心配がなく、秋に向けても安心です。
おすすめの素材は「2重ガーゼ」です。
2重ガーゼスリーパー
日中のカーディガン代わりにも使えますよ♪
夏の寝るときの服装についてもっと詳しく知りたい方は、赤ちゃんパジャマの選び方も合わせてご覧ください!
まとめ
夏は、お部屋の蒸し暑さやあせもの対策に苦戦しますよね。
赤ちゃんの身体や着せている服が汗で湿っていないか確認し、必要に応じて体をふいたり、お着換えさせてあげましょう。
赤ちゃんのグズりが止まらない場合は、服装や室温が暑いと感じているサインかもしれません。
風通しのよい服を着せたり、室温・湿度を調節してみてくださいね。
暑さとうまく付き合いながら、赤ちゃんと夏の思い出をたくさん作ってください!
ありがとうございました!
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