乳児湿疹の症状と保湿剤の使い分け方まとめ|4カ月息子の湿疹を治したい

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ベビー用品

 

こんにちは。4カ月の赤ちゃんのママです。

今回は赤ちゃんの肌トラブルとスキンケアについて,自身の悩みから徹底的に調べました。

赤ちゃんの肌には色々なトラブルが起こりますが,何を使ってどうケアすればよいのか,スッキリ分かるように解説していきます。

この記事を書いた人
さつま

1歳の男の子ママ。真面目で心配性。息子は肌よわよわ&繊細ちゃん。自分が知りたかった情報を「文章と図解」で分かりやすく発信します。今しかない自宅保育の毎日をもっともっと楽しくしたい!

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赤ちゃんの湿疹 これだけは知っておこう

赤ちゃんに突然湿疹ができたり,フケが大量についていたら驚いて心配になってしまいますよね。

そんなとき悩んで苦しまないために,頭に入れておくべきことはこの3つです。

 

・毎日保湿する
・長期戦を覚悟する
・どんなにひどくても時が経てば自然と治ることを覚えておく

 

赤ちゃんは皮膚が薄く,どんなに気を付けていてもお肌のトラブルは生じてしまうものです。

なかなか治らなくても焦ったり病気を疑ったりしなくて大丈夫です。

ほとんどの場合,時がたてば自然と治っていきます

ただ毎日必ずやるべきことがあります。それは清潔保湿です。

清潔にするといっても過度に神経質になる必要はありません。

 

清潔にするとは…
・1日1回は入浴させる 〈または体をふく〉

・吸水性のよい綿100%の肌着を着用させ,毎日お着換えする

 

☛ 肌荒れがひどい赤ちゃんには,衣服のこすれで悪化しないように,肌ざわりがやさしい肌着を選びましょう!

【紹介】敏感肌の赤ちゃんのために考えられた肌着です。前開きで着せやすく,肌触りがフワフワ柔らかいので,坊やも気持ちよさそうです↓

 

基本的にはこれでOKです。

そして必ず毎日保湿します。

保湿については次の項から具体的に解説しますね。

 

 

それは分かったけど…やっぱり症状がひどいと不安

病院にはいかなくて大丈夫?

清潔と保湿さえ気を付けていれば,基本的には病院に行く必要はないとされています。

ただし,脂っぽい汁,黄色い膿のような液が出ている場合は病院を受診しましょう。

なぜかというと,このような状態になるとホームケアだけでは治りにくいためです。

また膿がほかの箇所に“飛び火”し新たな肌トラブルにつながる可能性があるため,その前に治療したほうがよいでしょう。

保湿剤の違いを知ろう

毎日の保湿が大事というのはわかっていても,保湿剤の種類がたくさんあって何を使えばいいのか迷ってしまう…という方は多いのではないでしょうか?

ここでは赤ちゃん用に販売されている保湿剤,ローションクリームオイルワセリンについて役割と使用感を解説します。

保湿剤の種類,いちばんの違いは水分と脂分の割合です。

水分量が多い順に ローションクリーム>>>オイルワセリン になります。

 

ローション
・水分量が多くサラッとしている
・伸びがよく塗りやすい
➡ 肌トラブルの予防や,乾燥がひどくない場合の日常ケアに適している

 

クリーム
・ローションに比べて脂分の配合が多く,保湿力が高い
・製品によって伸びやすさに差がある
➡ 乾燥肌の赤ちゃんや乾燥しやすい冬のケアに適している

 

オイル
・油なので水分の補填はできないが,水分の蒸発を防ぐことができる
・外部からの刺激をブロックする
・サラサラしており非常に伸びがよい
➡ 乾燥がひどい場合,ローションなどで保湿したあとに使用すると〇

 

ワセリン
・油なので水分の補填はできないが,水分の蒸発を防ぐことができる
・外部からの刺激をブロックする(ブロック力が高い)
・ベタつきはあるが,伸びやすい
➡ 乾燥がひどい場合,ローションなどで保湿したあとに使用すると〇

 

 

でも結局,うちの子にはどれを使えばいいのかよくわからない…

保湿剤は肌の状態季節によって使い分けるのがベストです。

肌の状態による使い分けについては次の項をぜひ参考にしてください

乳児湿疹の特徴を知り,保湿剤を使い分けよう

赤ちゃんの肌トラブルを総称して「乳児湿疹」というそうです。

乳児湿疹が起こる原因はさまざま…。

ここでは代表的なものとして挙げられる次の3つについて,よく見られる症状と原因,相性の良い保湿剤をご紹介します。

 

脂漏性湿疹

低月齢の赤ちゃんが最もなりやすい肌トラブルです。

 

脂漏性湿疹の特徴

脂漏性湿疹の特徴をチェックしましょう。

低月齢の頃に発症し,顔や頭皮が脂っぽくなることが多いです。

 

なりやすい月齢
生後2週間~3カ月頃〈6カ月頃まで続くこともある〉
できやすい場所
顔 くび 頭 など 皮脂の多い部分
・首より下の体にはできない
おもな症状
・顔が脂肌になる
・赤いポツポツした湿疹ができる
・頭皮,眉毛,顔などに黄色いかさぶたフケのようなものがつく
・頭皮に茶色(黄色)のウロコ状のものがある
おもな原因
胎盤を通じてママから受け継いだホルモンの影響で皮脂分泌が盛んになり発症。月齢が上がりホルモンの働きが弱くなると,自然に症状が軽くなっていくことが多い

 

脂漏性湿疹のケア

皮脂分泌が盛んな脂漏性湿疹の場合は,水分を補填し肌のバランスを整えることが大切です。

水分が不足すると,皮脂分泌がより過剰になってしまいます。

顔だけでなく頭皮もしっかり保湿が必要です。

 

顔のケア

ローション
水分量が多いローションで保湿し,肌のバランスを整えましょう。
クリーム
冬場など空気が乾燥している時期はクリームもOK(さらっとしたものが〇)。
オイル,ワセリン
皮脂がつまってかえって悪化することもあるのでおすすめしません。

 

頭皮のケア

ローション
指先につけ,もみこむようにすると良いです。
オイル(洗い流す)
お風呂の1時間ほど前にオイルで汚れをふやかしてから洗うのがおすすめです。
洗いすぎで皮脂が過剰になくなることも防止できます。
クリーム,ワセリン
ベタベタして塗りにくいこと,皮脂がつまる可能性があることからおすすめしません。

 

息子の場合,顔にニキビのようなものができたのですが,ローションを使用し1週間ほどでキレイになりました。頭皮はなでつけるように塗るだけだとあまり効果がなかったのですが,指先にローションをつけてもみこむとフケがなくなっていき感動しました。

 

 

乾燥性湿疹

生後3カ月頃から皮脂分泌が低下し,赤ちゃんは乾燥肌になりやすくなります。

 

乾燥性湿疹の特徴

乾燥性湿疹の特徴をチェックしましょう。

脂漏性湿疹とは反対に,頬などがカサカサになります。

なりやすい月齢
・生後3,4か月頃~
できやすい場所
・全身
おもな症状
・肌をさわるとカサカサ・ザラザラしている
・カサカサの肌に赤み湿疹がでる
・白い粉をふく
・皮がむける
おもな原因
ママから受け継いだホルモンの影響が少なくなり皮脂分泌が低下する頃から乾燥肌になる。
それに加えて空気が乾燥していたり,お風呂の温度が熱すぎると悪化することがある。

部屋の湿度は50~60%に,お風呂の温度は37~38度(冬でお湯が冷えることを考えても40度以下)にする。

乾燥性湿疹のケア

乾燥性湿疹のケアでは,水分だけでなく水分の蒸発をふせぐ脂分の補填も大切になってきます。

 

クリーム
水分と脂分を同時に補填できるので乾燥肌のケアに最適です。
ローション
伸びがよくたっぷり塗れるので基本のケアとして使えます。
ただし湿疹や赤みがある箇所は乾燥がひどい状態なので,クリーム,オイル,ワセリンを合わせて使うことをおすすめします。
オイル,ワセリン
ローションなどの上から塗ることで,外部の乾燥から肌を守ることができます。
オイル,ワセリンのみ
水分の補填ができないので,単体での使用はあまりおすすめしません。

 

息子の場合,生後3カ月ごろから急に乾燥がひどくなり,全身赤くてガサガサになってしまいました。ローションと一緒にクリームを塗りこむと,翌日から赤みがおさまり,効果に驚きました。乾燥が強くなるとローションだけでは保湿が足りなくなることもあるようです。

 

 

アトピー性皮膚炎

赤ちゃんの肌トラブルがなかなか治らない場合,アトピー性皮膚炎の可能性もあります。

アトピー性皮膚炎の特徴

アトピー性皮膚炎の特徴をチェックしましょう。

脂漏性湿疹や乾燥性湿疹と非常に似ているので家庭で見分けるのは難しいかもしれません。

 

なりやすい月齢
・生後2,3カ月頃~
できやすい場所
・耳の周辺・わきの下・ひじや膝の裏側・太ももの付け根など,こすれやすい箇所にできることが多い
・年齢によってできやすい場所が異なり,乳児は顔や頭の症状が目立つ
おもな症状
脂漏性湿疹や乾燥性湿疹と非常に似た症状であるため,見分けるのは困難。
ただアトピー性皮膚炎はかゆみが強いのが特徴で,長期間にわたり慢性的に繰り返す。
年齢が上がると症状は軽くなっていくことが多い
おもな原因
原因はまだはっきり分かっていないが,遺伝的な体質と,乾燥しやすく刺激に弱い肌であることが関係している。
両親の遺伝はどのくらい関係があるのか,気になる方もいらっしゃると思います。
遺伝の影響は絶対的なものではないようです。↓

あるデータによると、両親ともアトピー性皮膚炎でない場合で子どもが発症する率は10%,両親のどちらかがアトピー性皮膚炎である場合の子どもの発症率は20%,両親ともアトピー性皮膚炎であっても子どもに発症する率は30~40%です。
※引用元『はじめて出会う育児の百科』〈汐見 稔幸 (著), 榊原 洋一 (著), 中川 信子 (著)〉p266

 

アトピーだったらどうしよう…と心配になってしまいますが,慌てず数カ月は様子を見守っても大丈夫なようです。↓

赤ちゃんをひと目みただけではアトピー性皮膚炎という診断はつけられないのです。よほどの重症例を除けば、すぐに本格的な治療を始めることもありません。あわてず、少なくとも数カ月は経過を冷静に見守ってください。
※引用元『はじめて出会う育児の百科』〈汐見 稔幸 (著), 榊原 洋一 (著), 中川 信子 (著)〉p264

 

アトピー性皮膚炎のケア

乾燥肌が大きな原因になっているため,乾燥性湿疹と同様のケアをしましょう。
「乾燥性湿疹のケア」に戻る

 

 

【参考書籍】
記事「アトピー性皮膚炎について」はおもに下記の書籍を参考にしました。
『はじめて出会う育児の百科』〈汐見 稔幸 (著), 榊原 洋一 (著), 中川 信子 (著)〉
p264~「アトピー性皮膚炎を正しく理解しよう」

 

アトピー以外にも0歳~6歳までの成長の様子やトラブルについて丁寧にまとめられています!育児のバイブルとして1冊あって損はない本です。
情報量が多いですが,とてもやさしく分かりやすく書かれているので,毎月赤ちゃんの成長にあわせて読み進めるのが楽しみになっています。

 

【実際使用した結果】おすすめできる保湿剤

使ってみて本当に良かった!と思えたのは,アロベビーローションクリームです。

アロベビーは敏感な赤ちゃんの肌のために生まれた国産オーガニックベビースキンケアブランドです。

成分は99%以上天然由来のもので無添加です。

ローションはこちら↓

クリームはこちら↓

 

いろいろなことを試してみたのですが,最終的にアロベビーのローション&クリームの組み合わせが最高でした。

なぜなら息子の湿疹,赤み,白い粉だらけの肌を改善することができたからです。

良いと思う理由はこれに尽きます!!笑

…が,具体的に挙げると下記のとおりです。

 

【実際使用した感想】

・成分の安全性が高く赤ちゃんのために考え抜かれたものなので,抵抗なく毎日使える

ローションは伸びがよく,塗った後はとてもしっとりする。乾燥がひどくないときはこれだけで十分ケアできる

クリームは高保湿で乾燥で炎症が起きているところをケアできる。ガサガサで真っ赤な頬にクリームを塗りこんだところ,翌日から赤みが引いており,3日で完全に綺麗になりました。(ただ少々伸びにくいので,全身に塗るときは少しローションを混ぜて塗るといい感じです♪)

 

値段は正直なところ安くないなあと思います。

しかし,赤ちゃんの口に入ることもあるかもしれないので,天然成分から作られているのは大きな安心材料です。

何よりワセリンやらオイルやら,他メーカーのものやら,いろいろ試してもだめだった息子の肌が綺麗になったこと!

合う,合わないはあると思いますが,我が家はずっと使い続けると思います。

 

最後に保湿とはすこしそれるのですが,頭皮のフケやウロコに悩んでいる方は,一度頭髪用シャンプを試してみてください!

息子はシャンプーの使用を始めてからフケと頭皮のウロコがなくなり,意外なことに驚いています(ちなみに髪はおハゲちゃんで,あまりありません笑)

また脂臭いにおいもなくなりました。

我が家は同じアロベビーでそろえています。

 

 

私は本当に息子の肌で悩んだので,もしこの記事が同じ悩みを持つ方にとって,少しでも役に立てたなら嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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