赤ちゃんが生まれたらなるべく早く、健康保険加入の手続きをしましょう。
パパやママの職業によって加入の方法が変わってきますので、事前にチェックしておくと安心です。
また、健康保険と一緒に知りたいのが医療保険。医療保険には入るべきでしょうか?
合わせて解説していきます!
この手続きの前に
\ 出生届の提出が必要です /
赤ちゃんの健康保険の手続きはすぐにするべき?申請のメリットは
赤ちゃんが生まれた直後は、ママの体は疲れきっており、パパもママと赤ちゃんのサポートで忙しいですよね。
それでも、赤ちゃんの名前が決まり出生届を提出したら、早めに健康保険の加入手続きを行うべきです!
その理由を解説していきます。
医療費が2割負担または0円になる
赤ちゃんが病気や怪我をした場合、健康保険証があると医療費が2割負担になります。
乳幼児の医療費助成を受けるとさらに安くなりますが、その申請には健康保険証が必要です。
乳幼児の医療費助成制度を利用するためにも、早めに手続きしておきましょう。
生まれてすぐに病院にかかることもある
入院している産院で医療行為を受けた場合も費用が発生します。
その場合、後から健康保険証を持参すれば、医療費の返還が受けられる場合もありますが、病院によって異なるようです。
また、赤ちゃんは生まれてすぐは風邪などをひきにくいと言いますが、兄弟がいる家庭では赤ちゃんにも風邪がうつることがあります。
おむつかぶれや体の湿疹など、肌のトラブルも非常に多いです。
すぐに病院にかかれるよう、早めに健康保険の手続きを行っておきましょう。
【職業別】赤ちゃんの健康保険の手続きはいつまで?何が必要?
赤ちゃんの健康保険の手続きはパパ・ママの職業によって異なります。(大きく分けて自営業と会社員・公務員に分けられます。)
手続きの期日や必要なものを知っておきましょう。
自営業の場合は「国民健康保険」
自営業者の場合は、国民健康保険に加入します。
自治体の役所が手続き場所なので、出生届と一緒に健康保険の手続きをするとスムーズ。
国民健康保険への加入手続きには、次のものを用意するのが一般的です。
手続きを行う前に、自治体ホームページで必要なものを確認しておきましょう
会社員や公務員の場合は勤務先の健康保険へ
会社員や公務員の場合は、勤務先で健康保険の加入手続きを行います。
健康保険の手続きは出生後5日以内の場合が多いですが、名前が決まっていない方も多いので、決まり次第(出生届を提出した後)すみやかに手続きしましょう。
申請の際は、「被扶養者異動届」や「被扶養者認定申告書」を勤務先に提出します。
※「健康保険証のコピー」や、「出生届出済証明が記入された母子手帳」の添付も必要です。
勤務先に出産報告をするとき、健康保険加入についても相談するとスムーズです。
パートナーと情報共有しておこう
赤ちゃんの健康保険加入手続きは、なるべく早く行うことで、医療費を余分に支払ったり、払い戻し手続きをする手間が省けます。
どちらの勤務先の健康保険に加入するのかなど、パートナーと事前に相談しておき、すぐに手続きをすすめられるといいですね。
赤ちゃんの健康保険の手続きは終わった…医療保険には入るべき?
子どもが入れる医療保険がありますが、健康保険に加えて入る必要はあるのでしょうか。
費用はかかりますが、メリットもあるので、必要な方は検討してみてくださいね。
自治体での助成が受けられない場合は検討
赤ちゃんが健康保険に加入していても、以下の理由から、乳幼児医療費助成が受けられない場合は医療保険の加入を検討すると良いでしょう。
- 自治体の医療費助成に所得制限があって助成を受けられない
- 助成を受けられる期間が短い(小学校までなど)
ケガなどでレントゲンや検査が必要な場合は、2割(小学校入学以降は3割)負担でも痛い出費となります。
このような場合に医療費が助成される保険を選ぶのがおすすめです。
医療保険は健康保険にはない制度も
医療保険には、先進医療を受けた場合でも医療費が助成される商品があります。
健康保険の加入だけでは先進医療を受けた場合に保険適用外になってしまいます。
とはいえ、先進医療が必要になるケースは極めて低いのも事実。万が一のときの安心材料という側面が大きいです。
また、子どもの医療保険には、個人賠償責任保険をつけられる商品もあります。
お子さんが他者の物品を壊してしまったり、他のお子さんをケガさせてしまった場合の賠償金を用意してくれます。
親が注意していても、予想外の行動をするのが子ども…。トラブルが起こらないに越したことはありませんが、いざというときに備えておくのもいいでしょう。
医療保険をプレゼントする方法も
医療保険に入っておくメリットとして、医療保険をプレゼントできることも挙げられます。
医療保険を終身払込型にしておくと、払い終わった後も保障が継続される仕組みがあります。
赤ちゃんのうちから契約すると掛け金が少なく済み、20歳までに保険料を払い終えると、お子さんが30代、40代…になっても保障が続きます。
将来、お子さんが自分で掛け金を払わなくても安心の医療保障が受けられますよ。
まとめ
赤ちゃんの健康保険加入手続きの必要性や申請方法について解説しました。
手続きは赤ちゃんの名前が決まり次第、できるだけ早く行いましょう。
・自営業者の場合は、役所で国民健康保険の手続きをする
・公務員や会社員の場合は、勤務先に書類を提出して申請をする
・赤ちゃんの健康保険加入手続きが終わったら、医療保険も検討するとより安心
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ありがとうございました!
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